検査のご案内
内視鏡検査
上部消化管内視鏡検査(経鼻、経口)
大腸内視鏡検査
内視鏡技術、器具の性能の向上にともない、これまでは発見の難しかった早期のがんや開腹手術しか方法のなかった大きさのがんも内視鏡での発見、治療ができるようになってきています。
それでもなお、胃がん・大腸がんといった消化器系腫瘍は日本人の死亡原因の上位を占めています。
そのような重大な病気も早期に発見すれば治癒できる可能性が高いため、いかに早期発見・早期治療を行うかが非常に重要です。
内視鏡検査はつらい、怖いといったイメージを持っている方が多いと思いますが、当院では様々な工夫を重ね、安全性を確保した上で検査時の苦痛を最小限にし、できるだけ気楽に検査を受けていただけるよう心がけております。
MRI検査
MRIとは磁気共鳴断層画像診断装置( Magnetic Resonance Imaging)の略で、
簡単に言うと「大きい磁石の磁場を利用して、身体をいろんな方向から画像を撮影する検査」です。
放射線(X線など)被爆がありません。
身体をいろんな方向から撮影できます。
X線CTより軟部組織の情報がより詳しく分かります。
造影剤を使わないで脳血管を描出できます。
検査できない場合があります。(身体にペ-スメ-カ-が入っている人など)
検査中、工事現場の様な大きな音がします。
10~30分で検査終了します。
CT検査(マルチスライスCT)
CT装置の中心にある大きな穴に入って、X線を当て、体の中の様子をコンピュ-タ-で処理し画像化する検査です。CT検査には、単純CT検査(造影剤を使わない検査)と造影CT検査(造影剤を使う検査)の2種類があります。
検査時間は検査部位によって異なりますが、約10分~30分程度です。
検査中は痛みを伴いません。
X線TV検査
胃の検査、注腸検査
肝動脈塞栓術、カテーテル検査
消化管の検査や血管造影等検査が行われる装置です。
胃や大腸は、骨のようにX線写真には写らないので、X線写真によく写るバリウムを胃や大腸に付着させてから、写真を撮影します。
また造影剤を用いての血管造影やカテーテル各種チューブを用いた治療を行います。
骨密度測定
骨密度とは骨を構成しているカルシウムなどのミネラル類が、骨にどれくらい詰まっているかを表すもので、骨の強さを示す指標です。この骨密度の状態を調べる検査が骨密度測定です。
実際の検査は、腰椎と大腿骨頚部の二箇所を測定しております。検査時間は仰向けに寝ていただいた状態で10分ほどです。 (測定中は息を止める必要はありません。体を動かさずに寝ていただくだけです。)また、被曝線量も胸部X線撮影の10分の1程度とごくわずかで、患者さんにとって安全な装置です。
高齢化社会に伴い、骨折の原因となる骨粗鬆症への関心が高まっております。本装置では、骨粗鬆症による骨折が生じる部位である、腰椎と大腿骨頚部の骨密度を測定しております。
一般撮影検査
X線(レントゲンとも言います)を用いた写真撮影を行います。X線には物質を透過する性質とフィルムに感光する性質があるので、体内を通り抜けたX線が体内の内部の情報をフィルムに焼きつけ、X線写真となります。一般撮影には主に胸・腹部撮影、骨撮影の2種類があります。一般撮影はCTやMRIなどに比べて撮影時間も短く、救急時などに全体像をすばやく知る必要がある時にも、非常に重要な検査です。
超音波(エコー)検査
人体には無害な超音波を体表面より目的臓器に向けて入射させ、画像にする検査です。
X線被爆のない検査です。
心臓などその場で動きを見ることができたり、腹部臓器(肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、膀胱、前立腺、子宮、卵巣)や表在臓器(甲状腺、乳房など)を多方向から苦痛なく検査することができます。
検査目的部位により異なりますが、およそ15分から20分(治療の目的のときなどはもう少しかかります)です。経過観察の為、繰り返し検査を施行することがありますが、人体にはまったく無害なので心配はいりません。
生化学・免疫検査
(肝機能・腎機能・糖尿病・甲状腺検査など)
一般検査
(尿・インフルエンザ゙などの迅速検査など)、
血液検査
(赤血球・白血球・などの血液・凝固検査・など)
輸血検査
(血液型・輸血を行うための検査)
生理機能検査
(心電図・呼吸機能検査・動脈硬化検査など)